40代看護師が「もう限界」と感じた時に考えたいこと/無理をしない働き方を選ぶために

看護師のメンタルケア
頑張り続けて疲れてしまった40代看護師へ。仕事だけでなく、体調や家族との時間も大切にするための働き方を考える記事です。

「もう限界かもしれない」

仕事は嫌いではない。

患者さんの役に立ちたい気持ちもある。

でも、

「最近、前みたいに頑張れない」

「仕事が終わっても頭の中が仕事のまま」

「家族との時間を大切にしたいのに余裕がない」

そんな気持ちになることがあります。

私は看護師として20年働き、7回の転職を経験しました。

その中で何度も、

「このままでいいのかな」

「もっと頑張らないといけないのかな」

と悩んできました。

でも今振り返ると、限界を感じる時は「甘え」で

はなく、自分の生活や体、心からのサインだった

のだと思います。

40代看護師が仕事で悩む理由

40代になると、若い頃とは違う悩みが増えてきます。

経験があるからこそ期待される。

「できて当たり前」

そう思われることもあります。

でも、環境が変われば経験年数だけでは解決

できないこともあります。

私も新しい職場に行った時、覚えることが

たくさんありました。

胃カメラの介助も、頭では流れを理解している

つもりでした。

でも実際の場面になると緊張してしまい、声かけ

が出てこない。

必要な言葉を忘れてしまう。

そんなことがありました。

「わかっているはずなのにできない」

そのことが悔しくて、自分を責めていました。

そんな時、師長から

「若い子はすぐ覚えた」

と言われたとこがあります。

その言葉を聞いて、

「私はもう遅いのかな」

「もっと完璧にできないといけないのかな」

そんなふうに感じてしまいました。

でも今思うと、新しい環境で緊張することも、

覚えるスピードも、人によって違います。

年齢だけできまるものではありません。

体の変化を無視して頑張り続けていた

40代になると、仕事だけではなく体の変化も

感じるようになりました。

私の場合、腰痛がありました。

以前、重い患者さんの移動をした時にぎっくり腰

になった経験があります。

それ以来、重いたものを持つときに不安を感じる

ようになりました。

「また痛めたらどうしよう」

そんな気持ちを抱えながら仕事をすることも

ありました。

また、動悸や血圧の変化、めまいなどの体調面で

悩んだ時期もありました。

以前なら無理をして乗り越えていたことも、体がついてこない。

そんな時があります。

でも、体からのサインを無視して頑張り続ける

と、心にも余裕がなくなってしまいます。

家族との時間を大切にしたいと思った

看護師として働いていた頃、仕事を一生懸命

頑張ることが当たり前でした。

家族のため。

生活のため。

そう思って頑張っていました。

でも、気づけば仕事で疲れ切って、家に帰っても余裕がない。

子どもとの時間をもっと大切にしたいと思って

いるのに、心に余裕がない。

そんな自分に気づきました。

頑張ることは大切です。

でも、頑張りすぎて大切なものを見失ってしまっ

たら、何のために頑張っているのかわからなく

なってしまいます。

限界になる前に考えてほしい3つのこと

①今の働き方は自分に合っているのか

「看護師だから夜勤は当たり前」

「経験者だからもっとできるはず」

そう思って無理をしていませんか?

働き方は一つではありません。

勤務形態を変えること。

環境を見直すこと。

それも自分を守る選択です。

②できないことだけを見ていないか

人はできないことにはすぐ気づきます。

でも、今できていることは忘れがちです。

昔の自分からみたら、今の自分はたくさんのこと

ができるようになっています。

完璧でなくても、ここまで頑張ってきたことは

事実です。

③自分と家族が大切にしたいものを考える

仕事は人生の一部です。

仕事を頑張ることも大切。

でも、家族との時間や自分の健康も同じくらい

大切です。

「何を選んだら後悔しないか」

ではなく、

「これからどんな時間を大切にしたいか」

を考えることも必要なんだと思います。

看護師を辞めることも、続けることも間違いではない

私は看護師を辞める選択をしました。

でも、全ての人に辞めることをすすめたいわけ

ではありません。

環境を変えることで続けられる人もいます。

大切なのは、

「今の自分にあった選択をすること」

だと思います。

限界まで頑張ってからではなく、

「少し疲れているな」

と感じた時に、自分の心や体の声を聞いてほしい。

頑張り続けることだけが正解ではありません。

自分と家族が笑顔で過ごせる働き方を探すことも、

立派な選択です。

20年看護師として働いてきて、私はそう感じています。

まとめ/頑張り続ける前に、自分の声を聞くことも大切

40代看護師になると、経験が増える一方で、

体の変化や環境の変化など、今までとは違う

悩みも出てきます。

「昔はできていたのに」

「もっと頑張らないと」

そうやって自分を責めてしまうこともある

かもしれません。

でも、できないことが増えたのではなく、今

の自分に合う働き方や生活を考える時期に

なっただけなのかもしれません。

看護師を続けることも、環境を変えることも、

どちらが正解ということではありません。

大切なのは、自分の体や心、そして大切な

人との時間を守りながら、自分らしく働ける

方法を探すことです。

もし今、「もう限界かもしれない」と感じ

ているなら、すぐに答えをださなくても

大丈夫です。

まずは、

「私は本当はどうしたいのか」

「何を大切にしたいのか」

自分の心の声に耳を傾けてみてください。

これまで頑張ってきた自分を認めながら、これ

からの働き方を考えていきましょう。

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