「20年も看護師をしてきたのに、辞めたら何者でもな
くなってしまう…」
そんな不安に押しつぶされそうになりながら仕事を
辞めて、7カ月。
先日、ようやくハローワークの雇用説明会を終え
た私が、まず最初にお伝えしたいことがあります。
それは、焦って新しいスキル(職業訓練)を学ぶこと
よりも、まずは「心と体を整えること」に全力を注い
だほうが、結果的に納得のいく再出発ができる
ということです。
なぜ、ボロボロだった私がそう思えるようになった
のか。その理由と、ここまでの回復プロセスを
実体験として綴ります。
職業訓練よりも「実践」を選んだ理由
ハローワークで「未経験職種を考えているなら職業訓
練は?」と提案されました。しかし、私はあえて
そのまま就職活動を始めることに決めました。
その理由は、今の私の素直な直感です。
現場で学びたい
訓練校で数カ月学ぶよりも、実際の職場で初心
者として揉まれながら、1日でも早く新しい
仕事の感覚を身につけたい。
今の意欲を大切にしたい
7カ月かけてようやく湧いてきた働きたいと
いうエネルギーを、机の上の勉強ではなく、
実際の社会との繋がらりの中で活かしたい。
看護師以外は初心者という現実を素直に受け入
れ「40代の新人」として一からスタートする
勇気が、今の私にはあります。
SNSと家計簿に追い詰められた罪悪感の日々
退職直後は、更年期症状(高血圧、まめい、動悸)に
加え、「働いていない自分」への猛烈な罪悪感に苦し
みました。

「仕事へ向かう夫を見送るたび、何もしていない
自分に価値がないように思える」
「家計簿の残高をみては、社会から取り残された
ような焦燥感に駆られる」
20年間、常に看護師という役割を背負ってきた
私にとって、その肩書きを外した自分をどう愛せば
いいのか分からず、夜も眠れない日々が続いて
いました。
夫がくれた「深呼吸」と心の凪
そんな私を救ってくれたのは、夫の献身的なサポー
トでした。
私のためにアンビリガヨガのインストラクターの資格
を取得し、「無理しなくていいんだよ」と一緒に体を
動かしてくれた夫。
ヨガや散歩、そして声ヨガを通して、ガチガチだっ
た体が緩んでいくのと同時に、私の頑固な考えも
溶けていきました。
・看護師でいなきゃという執着を手放す
・完璧な妻・母を目指すのをやめる
・まずは深く息を吐き、今の自分を許してあげる
体が緩み、深呼吸ができるようになったとき、よう
やく「看護師じゃない、新しい自分になってみた
い」という純粋な希望が芽生えたのです。
20年の経験を新しい世界の土台にする
事務職は未経験です。でも、「看護師として培って
きた人の気持ちを汲み取る力」「優先順位をつけて
動く力」「責任感」は、どんな仕事でも私の土台に
なってくれるはず。
ハローワークで求人票を見る今の私は、以前のよう
な焦りではなく、「どんな新しい自分に出会えるだろ
う」というワクワク感の中にいます。
20年のキャリアというプライドを良い意味で捨て、
40代の新人として、真っ白な気持ちで一歩を
踏み出します。
まとめ:新しい道を選ぼうとしているあなたへ
もし今、これまでのキャリアを捨てるのが怖くて
立ち止まっている方がいたら、伝えたいことがあり
ます。
「自分を労わる時間を自分に許したとき、本当に
やりたいことがみえてくる」
7カ月の休息は、私が私に戻るために必要な時間で
した。
看護師を卒業し、新しい世界へ。
私はここから、自分を大切にできる働き方を探して
いきます。



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