40代になって気づいた。短所だと思っていた性格も、見方を変えれば長所だった

看護師のメンタルケア

「どうして私は、すぐに不安になるんだろう」

「なんでこんなにイライラしてしまう

 んだろう」

「もっと上手に人と関われたらいいのに」

昔の私は、自分の嫌なところを探しては、

そんなふうに自分を責めていました。

周りの人はできているのに、自分はできて

いない。

もっと頑張らないと。

もっと変わらないと。

そう思って、自分の足りないところばかり

見ていたように思います。

でも40代になり、これまでの人生を

振り返る中で、少し考え方が変わりました。

もしかしたら、私が「短所」だと思っていた

部分も、見方を変えれば、私を支えてくれて

いた「長所」だったのかもしれない。

そう思えるようになったのです。

人と比べてしまう私は、もっと成長したいと思っていた

私は昔から、人と比べてしまうところが

ありました。

「あの人はできているのに、私にはできて

 いない」

「もっと頑張らなきゃ」

そんなふうに落ち込むこともありました。

人と比べて自分を責めてしまうのは、つらい

ことです。

でも、見方を少し変えてみると、

「もっと成長したい」

「今より良くなりたい」

と思える気持ちがあったということでも

あります。

周りを見ることができたからこそ、自

分の課題に気づけたこともあったのかも

しれません。

だから今は、人と比べて落ち込んだとき、

「誰かと比べて自分をどうか」ではなく、

「昨日の自分より少し前に進めたかな」

と考えるようになりました。

「こうしなきゃ」が多かった私は、責任感が強かった

私は昔から、

「母親だからこうしなきゃ」

「看護師だからこうあるべき」

「迷惑をかけてはいけない」

という思いが強くありました。

何でも自分でやろうとして、頑張りすぎて

しまうこともありました。

今振り返ると、「こうしなきゃ」と思っていた

自分の中には

「大切な人を守りたい」

という気持ちがあったのだと思います。

責任をもって物事に向き合いたかった。

誰かを困らせたくなかった。

そう考えると、頑張りすぎてしまう自

分にも、ちゃんと理由があったのかも

しれません。

もちろん、頑張りすぎて自分が苦しくなる

なら、少し力を抜くことも必要です。

でも、昔の自分を「頑張りすぎるダメな人」

とだけ決めつけなくてもよかったのだと

思います。

不安になりやすい私は、弱かったわけじゃない

私は昔、不安になる自分も嫌いでした。

まだ起きていないことを心配したり、悪い

方向に考えたり。

「もっと前向きになれたらいいのに」

そう思っていました。

でも、不安になるということは、先のことを

考えられるということでもあります。

大切なものを守りたいから、心配になる。

失敗したくないから、いろいろ考える。

そう考えると、不安も自分を守るための一面

だったのかもしれません。

もちろん、不安に振り回されすぎると苦しく

なります。

だから、

「また不安になっている。私はダメだ」

と自分を責めるではなく、

「今、私は何かを大切に思っているんだな」

と考えてみる。

そうすると、少しだけ自分に優しくなれる気

がします。

イライラする自分の奥には、本当の気持ちがある

昔の私は、イライラすると、

「また怒ってしまった」

「私はなんて余裕がないんだろう」

と自分を責めていました。

でも、イライラの奥には、

「もっと分かってほしい」

「本当はこうしたい」

「大切にしたい」

という気持ちが隠れていることがあります。

イライラしたからといって、すべてを正当化

していいわけではありません。

でも、その感情をただ「悪いもの」として

消そうとするのではなく、

「私は今、何に反応しているんだろう?」

と考えてみる。

そうすると、自分でも気づいていなかった

気持ちがみえてくることがあります。

感情は、ただ消すものではなく、自分の心を

知るためのサインなのかもしれません。

自分を後回しにしていた私は、優しさを持っていた

私は、自分より周りを優先することも多く

ありました。

家族のこと。

仕事のこと。

周りの人のこと。

誰かのために動いているうちに、自分の疲れ

や気持ちを後回しにしてしまう。

そんなこともありました。

でも今は、

人を大切にすることと、自分を大切にする

ことは、どちらか一つではない

と思っています。

自分を満たすことは、わがままでは

ありません。

自分の心に少し余裕ができれば、周りの人

にも優しくできることがあります。

だから、自分を後回しにしていた昔の自分

にも、

「あなたは優しくしたかったんだよね」

と声をかけてあげたいと思います。

短所をなくすのではなく、自分とうまく付き合う

昔の私は、

「短所をなくせば、もっと良い人になれる」

と思っていました。

でも、今は少し違います。

短所だと思っていた部分にも、私なりの理由

や意味がありました。

すぐ不安になること。

考えすぎてしまうこと。

人と比べてしまうこと。

頑張りすぎてしまうこと。

それらは、ときに自分を苦しめることも

あります。

だからといって、全部なくしてしまえばいい

わけでもない。

大切なのは、

「この自分の部分と、これからどう

 付き合っていくか」

なのだと思います。

短所を無理やり長所にかえなくてもいい。

「こういうところがあるんだな」

と自分を知って、そのうえで少しずつ

付き合い方を変えていく。

それだけでもいいのかもしれません。

40代になって、自分を責めるより理解したいと思うようになった

40代になった今、私はやっと、

自分のことを責めるだけではなく、理解して

あげることを覚え始めました。

昔のわたしは、自分の嫌な所を見つける

たびに、

「直さなきゃ」

と思っていました。

でも今は、

「どうして私はこう思うんだろう?」

と、一度立ち止まって考えてみる。

すると、そこには自分なりの理由があること

に気づくことがあります。

短所と長所は、きっと表裏一体。

同じ性格でも、見方が変われば違う一面が

見えてくるのかもしれません。

だからもし今、

「自分のこんなところが嫌だ」

と思っている人がいたら。

すぐに好きにならなくても大丈夫。

無理にポジティブにならなくても大丈夫。

まずは、

「この部分も、今までの私を守ってくれて

 いたのかもしれない」

と少しだけ見方を変えてみる。

もしかしたらそこには、あなたがまだ気

づいていない、大切な一面があるのかも

しれません。

自分を責めることに疲れたら、少しだけ自分

を理解するほうへ。

そんなふうに、自分との付き合い方を変えて

いけたらいいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました