仕事のことが頭から離れない看護師へ。20年自分を後回しにしてきた私が『辞めてよかった』と思えるまで

木のテーブルに置かれた青いコーヒーカップとノート、ボールペン。自分を大切にする時間や新しい挑戦のイメージ。 看護師のメンタルケア

はじめに

「仕事が終わっても、頭の中は仕事のことでいっぱ

 い…」

「私さえ頑張れば、現場が回るから。そう思って自分

 を後回しにしていませんか?」

かつての私は、まさにそうでした。

看護師として20年。「ちゃんとしなきゃ」という責任

に縛られ、気づけば心も体もボロボロ。

この記事では、そんな私が「動悸・めまい」という体

の叫びを聞き、家族の言葉で立ち止まるまでの体験

談をお話しします。

もし今、あなたが「もう限界かもしれない」と感

じているなら、この記事が少しだけ心を軽くするヒ

ントになるはずです。

「ちゃんとしなきゃ」が自分を追い込んでいた

悩めるナース
悩めるナース

「家に帰っても、

 あの処置は大丈夫だったかな?

 と不安で眠れなくなります…」

かつての私の中には、常にこんな言葉がありました。

完璧にしなければならない

周りに迷惑をかけてはいけない

特に新しい分野(内視鏡や手術)に挑戦した2年間

は、毎日が戦いでした。

夕食後、家事をすべて終えた深夜。そこから手順書

を開き、勉強を始める毎日。気づけば深夜12時を

過ぎ、翌朝はまた4人分のお弁当作り…。

「頑張るのが当たり前」という呪縛が、自分を苦しめ

ていることに気づけなかったのです。

体が発したSOS。動悸、めまい、そして涙

無理を重ねた結果、私の体には明らかな異変が現れ

ました。

仕事中の激しい動悸

見たこともないような高血圧

突然襲ってくるめまい

さらに、仕事から帰ると理由もなく涙が溢れたり、

夜眠れなかったり。

40代という年齢。更年期による体の変化に、過度な

ストレスが重なったことで、症状が重くなっていた

のだと思います。

【ポイント】

更年期は「これまで通りの頑張り」がきかなくなる

時期。無理をするのはよくないと、身をもって痛感

しました。

家族の言葉で気づいた「私が働く理由」

そんな私を救ってくれたのは、一番近くにいる家族

の言葉でした。

夫:「もう、そこまで無理する必要ないよ」

子供:「お母さん、ちゃんともっとご飯たべて」

ハッとしました。

家族を幸せにしたくて働いているはずなのに、私が

ボロボロになることで家族を心配させていたので

す。

「今の生活は、私には合わないんだ」

そう認めるのは勇気がいりましたが、自分の限界を

受け入れた瞬間でもありました。

誰かと比べず「昨日の自分」を認めよう

私たちはつい、仕事ができる誰かと自分を比べて「私

はまだ足りない」と自分を責めてしまいます。

でも、成長のスピードは人それぞれ。

20年のキャリアがあっても、新しい環境では新人と

変わりません。経験年数の壁は、すぐには超えられ

ないのです。

比べるなら、他人ではなく「昨日の自分」と。

・昨日はわからなかった用語が一つ分かった。

・昨日はできなかった操作ができた。

できたことに目をむけるだけで、心はふっと軽くなります。

おわりに:自分のペースで進むワクワクを

現在、私は一度現場を離れ、パソコン1台で新しい

世界に挑戦しています。

不思議なことに、仕事を辞めてから、あれほど苦し

かった動悸やめまいは一気に落ち着きました

今は、昨日の自分よりできることが増えるたびに、

知るワクワクを感じています。

はる
はる

「自分のペースで動くこと。それが、

 自分を愛するための第一歩です」

あなたの選んだ道も、まだ進んでいる途中。

どうか、自分を一番後回しにしないでください。

少し力を抜くことも、立派な「前進」なのです。

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