40代看護師の疲れが抜けないのは働き方のクセが原因？/今日から変わる回復メソッド

「40代になってから、以前より疲れやすい気がする」

「休んでも疲れが取れないまま、また仕事が始まる」

そんな悩みを抱えている看護師はとても多いです。

もちろん体力やホルモンバランスの変化はありますが、

実は

働き方のクセや思考パターンが疲れを増幅しているケース

が少なくありません。

・忙しいときほど頑張りすぎるクセ

・人に頼れない性格

・仕事を家に持ち帰って考えてしまう

・つい無理をしてしまう環境

・完璧主義による過緊張

これらは40代に入ると、身体の回復力が落ちることでいっそう負担を大きくします。

40代看護師の疲れが抜けない働き方のクセとは？

①頼れず全部自分でやろうとする

40代は経験があり、まわりからも頼られやすい年代。

そのため、

・仕事を抱え込む

・後輩に任せられない

・雑務もつい自分で処理してしまう

という状況に陥りやすいです。

結果、脳の疲労が抜けない＝睡眠の質が下がる悪循環へ。

②ミスが怖くて常に緊張している

年齢を重ねるほど、ミスに対する恐怖心が強くなる傾向があります。

・若い頃より焦りやすくなった

・確認に時間がかかる

・怖くて気が抜けない

こうした過緊張は、肉体的疲労よりも精神エネルギーを大きく消耗します。

③40代は家庭・職場の板挟みが増える

責任を担う年齢でありながら、家庭の負担も増える時期。

・親の介護

・子どもの進路や学費

・夫婦関係

・家事の比重

これらは職場の疲れよりも強いメンタル負担となり、回復を遅らせます。

疲れが慢性化する職場環境の特徴

①人手不足が当たり前の病棟

40代は若いスタッフの支え役になりがちで、知らぬ間に体力・精神力を削られ続けます。

休む暇がない職場は、体力ではなく環境が原因です。

②夜勤明けに休めないシフト

・夜勤明け→家事

・夜勤明け→学校行事

・夜勤明け→次の勤務が早い

休ませてもらえない働き方は、年齢とともに疲労が蓄積します。

③相談しづらい雰囲気

責任のある40代は、相談する前に自分が頑張ろうとしてしまいます。

・弱音を言えない

・異動を言い出せない

・夜勤を減らしたいと言えない

この言えなさが疲労の温床です。

今日から変わる疲れをためない看護師の習慣

①やらないことリストを作る

40代は足すより引くが効果的。

・全部把握しようとしない

・苦手な業務ははっきり言う

・残業は20分までと決める

・気の合わない人とは距離をとる

小さなストレスを減らすだけで、疲労が半減します。

②家に仕事の話を持ち帰らない

スマホやメモやノートにその日のストレスを吐き出してから帰る習慣をつけましょう。

脳のメモリを空けることで睡眠の質が一気に上がります。

③夜勤を減らす・働き方を変える

疲れが取れない最大の原因は夜勤です。

・夜勤回数の調整

・部署移動

・クリニックや健診センターへの転職

・在宅へ移動し夜勤ゼロへ

40代は体を守る働き方が長く働くコツです。

疲れがどうしても取れないときは環境の見直しが必要

①職場が原因の疲れは、努力で改善できない

・人手不足

・職場の雰囲気

・管理職の価値観

・夜勤の多さ

これは個人努力ではどうにもなりません。

体調に影響が出る前に、

働き方の方向転換（移動・転職）は現実的で正しい選択です。

まとめ/40代看護師の疲れは頑張りすぎるクセを見直すことから

40代は体力だけでなく、

責任・家庭・職場ストレスが重なりやすい時期です。

だからこそ

・抱え込まない

・無理をしない

・夜勤を減らす

・働き方を変える

という生活の引き算が疲労を改善する最短ルートになります。

もし今働き方がしんどいなら、

今よりラクに働ける選択肢を知っておくこと

は大きな武器になります。

40代でも働きやすい

夜勤なし/残業少なめ/家庭との両立しやすい職場は意外と多いです。