夜勤と子育て更年期が重なった40代看護師が限界を感じた瞬間

壁に立つ女性 看護師と家庭・暮らしの両立

夜勤に入る前から、心は落ち着かなかった

子供が小さい頃、夜勤をしていた。

夜勤そのものも大変だけれど、私にとって一番

つらかったのは、夜勤に入る前の時間だった。

子どもの体調が少しでも悪いと、

「夜中、大丈夫かな」

「急に悪くならないかな」

そんな不安が頭から離れなかった。

子どもは喘息持ちだった。

軽い発作なら、夫は気づかないこともある。

子ども自身も眠っていると気づかない。

もし夜中に咳がひどくなったら、呼吸が苦しくなったら。

考え出すと、心配は尽きなかった。

それでも私は夜勤に向かう。

看護師として、母親として、

どちらも中途半端にしたくないという気持ちだけで踏ん張っていた。

夜勤明けでも、休める日はほとんどなかった

夜勤が終わって家に帰っても、

「やっと休める」という感覚はなかった。

夜勤明けにそのまま病院を受診することも多く、

夜間診療に連れて行ったことも何度もある。

体はクタクタでも、子どもの前では気を張るしかなかった。

眠りたいのに眠れない。

少し寝ても、物音や子供の咳で目が覚める。

疲れは溜まる一方だった。

辞めたい気持ちと、辞められない現実

はる
はる

看護師を辞めるか続けるかでまよった時、私は自分なりの判断基準を考えました。気になる方はこちらも参考にしてください。

40代看護師が「辞める・続ける」で迷った時の判断基準

子育てにはお金がかかる。

教育費、生活費、将来の不安。

そして私は、看護師しかしてこなかった。

他の仕事が思い浮かばない。

今さら違う仕事ができるのか。

そんな不安が、次の一歩を重くしていた。

「しんどいけど、仕方ない」

そう言い聞かせながら、日々をやり過ごしていた。

職場でも家でも、余裕がなかった

子どもたちが小さく、まだまだ手がかかる時期。

それなのに職場は慢性的な人員不足で、夜勤の回数は増えていった。

家では育児と家事に追われ、

職場では仕事に追われる。

毎日がバタバタと過ぎていき、

「今日、私は何をしていたんだろう」

と思うこともあった。

体力だけでなく、気力が削られていく感覚。

それでも立ち止まる余裕はなかった。

夜勤をなくすため、何度も転職した

私も転職を何度も経験した。

最初は、とにかく夜勤をなくしたかった。

次は、夜勤回数を制限できる職場へ。

夜勤明けをうまく使って、

子どもの行事にはなるべく参加するようにした。

それでも、子どもの人数が増えるにつれて

現実は厳しくなった。

夜勤明けの体は思うように動かない。

家庭と仕事の両立は、簡単ではなかった。

夜勤なしという選択肢にたどり着くまで

「この生活を、いつまで続けられるだろう」

そう考えるようになった頃、夜勤そのものが限界に近づいていた。

夜勤の前になると、気持ちが重くなる。

体だけでなく、心が拒否している感覚。

40代に入り、更年期という言葉が頭をよぎった。

看護師なのに、自分の体の変化を後回しにしていた。

患者さんには「無理しないでくださいね。」と言っているのに、自分には言えてなかった。

最終的に、私は夜勤なしの職場に転職した。

簡単な決断ではなかったけれど、

今振り返ると、あの選択は間違っていなかったと

思っている。

今だから伝えたいこと

夜勤と子育て、更年期が重なると、

体力も気力も想像以上に削られる。

限界を感じるのは、弱いからじゃない。

それだけ頑張ってきた証拠だ。

無理をし続けることが正解ではない。

働き方を変えることは、逃げじゃない。

自分と家族を守るための、大切な選択だと思っている。

同じ悩みを抱えるあなたへ

もし今、

夜勤がつらい

子どものことが気になって休めない

このままでいいか悩んでいる。

そんな気持ちを抱えているなら、

あなたは一人じゃない。

自分を守る選択をしていい。

頑張りすぎなくていい。

この経験が、

同じように悩む誰かの心を少しでも軽くできたら、

そう願っている。

はる
はる

夜勤がつらく感じる理由や、40代になってか

らの体や心のへんかについては、こちらの記事で

まとめています。

40代看護師が夜勤を続けられたない本当の理由

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