40代看護師が仕事を辞めて後悔しないために/考えるべき5つポイント

ノートに書く女性 看護師を辞めたい・転職したい

40代になって、ふと「このまま働き続けていいのだろうか?」と

感じる看護師さんは少なくありません。

家庭、子育て、体力、そして心の疲れ……。

どんなにやりがいがあっても、続けることに限界を感じる瞬間があります。

私自身、看護師として10年以上働き、40代で仕事を辞めた一人です。

辞めたあとに感じたことは、

もっと早く考えておけばよかったことがいくつもあったということ。

この記事では、

40代の看護師が仕事を辞めて後悔しないために考えるべき5つのことを、

実体験をもとにお伝えします。

1.辞めたい理由を紙に書き出す

まず、大切なのは、なぜ辞めたいのかを明確にすることです。

ただ、「疲れた」「もう無理」という感情だけで決断すると、

辞めた後に後悔することがあります。

考えるポイント

・人間関係がつらい→職場を変えれば解決できるかも?

・夜勤や体力に限界→日勤やパート勤務で続ける選択肢は?

・家庭や子育てを優先したい→一時的な離職という方法も

「看護師を辞める=全てを手放す」ではありません。

まずは、本当の理由を掘り下げて、

他の選択肢がないかを考えてみましょう。

2.経済的な準備をしておく

40代で仕事を辞めるときに一番不安なのは、やはりお金のことです。

生活費、教育費、老後資金など、

今後のライフプランを見据えた準備が必要になります。

具体的なチェック項目

・6か月~1年分の生活費を貯金できているか

・夫婦の家計バランス(収入・支出・貯金)を把握しているか

・健康保険や年金の切り替え手続きは理解しているか

特に看護師の方は、復職が比較的しやすい職種です。

一度辞めてもまた働けるという安心感を持てれば、焦らずに準備できます。

3.自分の心と体の声を聞く

40代は、体調の変化やホルモンバランスの揺らぎが出やすい時期。

それに加えて、職場での責任、家庭での役割が重なり、

心身共に疲れがたまりやすくなります。

私が辞める決断をしたときも、朝起きた瞬間に涙が出たことがありました。

それはもう限界という体と心からのサインだったと思います。

チェックしてほしいサイン

・仕事の前日に動悸がする

・眠れない、食欲がない

・自分なんてと思うことが増えた

心や体の不調を無視して働き続けると、回復に時間がかかります。

休むことも、次の人生への大切なステップです。

4.辞めたあとの時間をどう使うかを考える

仕事を辞めると、突然自由な時間が生まれます。

最初のうちは解放感がありますが、時間を持て余してしまう人も多いでしょう。

そこで、辞めたあとにやりたいことリストを作っておくのがおすすめです。

たとえば…

・子供との時間を増やす

・健康のためにウォーキングを始める

・趣味を仕事にしてみる(ハンドメイド・ライターなど)

・資格取得や勉強を再開する

40代はまだまだこれからを作れる年代です。

私も仕事を辞めた後、自分のペースで生きる練習を始めました。

それが結果的に、新しいライフワークにつながりました。

5.「これからの自分に何を与えたいか」を考える

辞める前にもう一度考えてほしいのが、

「私はこれから、どんな自分で生きていきたいか?」という問いです。

看護師という仕事は、人のために尽くす素晴らしい職業です。

でも、人のためばかりで自分のためを忘れていませんか?

自分のための生き方を考えるヒント

・自分が心地よくいられる時間を増やす

・人の評価より、自分の満足を大切にする

・小さな幸せを感じられる暮らし方を選ぶ

仕事を辞めることは終わりではなく、始まりです。

これからの40代・50代をどう生きるかは、自分の選択次第。

焦らず、自分らしいペースで次の一歩を見つけましょう。

まとめ/辞める前に立ち止まって考える時間をもつ

40代の看護師が仕事を辞める決断をするとき、

一番大切なのは勢いではなく、準備と自己理解が大切です。

後悔しないための5つのポイント

1.辞めたい理由を明確にする

2.経済的な準備を整える

3.心と体のサインに気づく

4.辞めたあとの時間をイメージする

5.これからの自分に何を与えたいか考える

辞めることは逃げではりません。

自分の人生を自分の手で取り戻す勇気ある選択です。

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