40代看護師が辞めたいと感じるのは当たり前です
40代になると、体力の衰え、家族の変化・職場の人間
関係などが重なり、「もう限界かもしれない」
と思う看護師は非常に多いです。
実際、私自身も40代半ばで体調を崩し、仕事
との両立が難しくなり「辞めたい」と強く感じた
経験があります。
結論から言うと、辞めることは逃げではありません。
働き方を変えることが重要なだけです。

1.40代看護師が辞めたい理由トップ5
①体力の限界を感じる
夜勤・走り回る業務・長時間労働。
20代のように無理の効く状態ではありません。
疲れが抜けにくく、1回の夜勤で数日引きずることもあります。
②子ども・家族との時間がなくなる
40代は子どもが思春期に入り、
母親としての役割が増える人も多いです。

「仕事ばかりで、家のことが何もできない」
「夜勤明けで寝ている間に1日が終わる」
心が苦しくなる瞬間が増えます。

③職場の人間関係がつらい
40代は中堅扱いされ、責任が増える一方で評価されにくい時期。
後輩との価値観の違い、上司からのプレッシャーも大きいです。
④更年期・体調不良が重なって働けない
ホットフラッシュ、動悸、不眠など
夜勤があると更年期症状は悪化しやすいです。
⑤仕事にやりがいが感じられない
患者さんに寄り添いたくて看護師になったのに、
現実は業務に追われる日々。
理想と現実のギャップが苦しくなります。
2.辞めたい理由を働き方の視点で整理する
辞めたい気持ちの背景には、必ず原因があります。
その原因ごとに適した働き方が異なります。
体力の限界⇒夜勤なし/ゆったり職場
健診センター
デイサービス
クリニック
特養の看護師
子どもとの時間⇒パート・派遣
シフトを調整しやすい
扶養内で働ける
土日休みがとりやすい

人間関係のストレス⇒派遣・訪問看護・転職
人間関係のリセットができ、自由度が高いという
メリットを両立できます。
更年期⇒時短・在宅ワークの併用
訪問看護の時短
在宅の事務作業など
3.40代で辞めるのが怖いと感じる理由と対処法
「年齢で転職できないかも」という不安
しかし、看護師は売り手市場です。
40代でも十分に転職ができます。
実際、私の周りでも40代で夜勤なしに転職した人が多数います。
収入が下がるのが怖い
夜勤手当がなくなると収入は下がりますが、
次のようにカバーできます。
・週3~4で副業
・派遣で時給アップ
・訪問看護で高単価
・家計の固定費を見直す

新しい環境への不安
看護師はどんな現場でも学び直しが必要な仕事。
40代の方がコミュニケーション力・経験が
あるぶんむしろ適応しやすい側面があります。
4.後悔しない働き方の選び方(3ステップ)
ステップ1/辞めたい理由を1つに絞る
体力なのか
家庭なのか
人間関係なのか
やりがいがないのか
原因の特定が最重要です。
ステップ2/原因ごとに働き方を選ぶ
体力→夜勤なし
家庭→パート
人間関係→派遣
再挑戦→訪問看護・健診
ステップ3/まずは情報収取だけしてみる
辞める前に、
・求人の傾向
・夜勤なしの職場
・パートの働き方
を調べるだけで不安が軽くなります。
5.まとめ:40代看護師は「辞めたい=転職のサイン」
辞めたい気持ちは、あなたが弱いからではありません。
環境が変わって、自分に合わなくなっただけ。

40代は
・体力
・家庭
・価値観
・人生観
が大きく変わるタイミングです。
無理を続ける必要はありません。
あなたに合った働き方は必ずあります。

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