仕事を辞めると決めた日の1日/40代看護師が退職を伝えるまでに考えていたこと

看護師を辞めたい・転職したい

仕事を辞めると決めた日の朝は、

特別な日ではないはずだった。

いつもと同じ時間に起き、

いつもと同じように支度をして、

いつもと同じ道を通って職場へ向かった。

それなのに、心の中だけが落ち着かなかった。

この日、私は「退職する意思を伝える」と決めていたからだ。

はる
はる

40代になり、人生や働き方について考えるようになった理由は、こちらの記事にまとめています。

40代は人生の折り返し地点。看護師の私が悔いのない生き方を考えた理由

出勤してから、ずっと頭の中で考えていたこと

職場についてからも、

頭の中は仕事と別のことでいっぱいだった。

「今、言うべきか」

「もう少し待った方がいいか」

忙しそうな時間、

ピリピリした空気、

そんな場面を見るたびに、

「やっぱり後にしよう」と思ってしまう。

でも、後回しにしてきたからこそ、

ここまで苦しくなったのも事実だった。

タイミングを計るほど、不安は大きくなる

退職を伝えるタイミングに、

正解なんてない。

それは分かっていた。

それでも私は、少しでも波風が立たない瞬間を探していた。

「嫌な顔をされたらどうしよう」

「引き止められたら、断れるだろうか」

頭の中で、

まだ起きてもいない出来事を何度も繰り返していた。

伝えたあとの反応ばかり想像していた

不安だったのは、

「辞める」というそのものより、

言った後の空気だった。

・がっかりされたらどうしよう

・迷惑をかけていると思われないか

・無責任だと思われないか

看護師として働いてきた中で、

責任感を大事にしてきたからこそ、その反応が怖かった。

家族と何度も話し合った時間

それでも、この決断をできたのは、

家族と何度も話し合ってきたからだ。

一人で考えていた頃は、

「私が我慢すればいい」

「もう少し頑張ればいい」

そうやって自分を後回しにしていた。

でも、家族は言った。

「そんなにつらいなら、無理しなくていいよ」

「壊れてからじゃ遅い」

その言葉が、

少しづつ私の背中を押してくれた。

はる
はる

この決断に至るまでの迷いや葛藤については、別に記事で詳しく書いています。

子どもの受験と看護師の仕事/40代で両立出来なかった現実と退職の決断

自分で決めたという感覚

誰かに強制されたわけでもない。

逃げ道を作ったわけでもない。

話し合ったうえで、自分で選んだ選択だった。

だからこそ、

怖さはあっても、

引き返したいとは思わなかった。

ついに伝えると決めた瞬間

完璧なタイミングではなかった。

でも、これ以上先延ばしにしたら、

また言えなくなる気がした。

「今しかない」

そう思った瞬間、

体が先に動いていた。

退職を伝えた瞬間の感覚

言葉では、

思っていたよりも静かに口から出た。

「退職させてください」

言い終わった瞬間、

胸の奥に溜まっていたものが、

すっと抜けていく感覚があった。

伝えた後の反応

想像していたほど、厳しい反応ではなかった。

簡単な話ではなかったけれど、

否定されることも、

感情的に責められることもなかった。

「こんなに悩まなくてもよかったかもしれない」

正直、そう思った。

言うまでが一番しんどかった

あの不安な時間は、

言うまでの時間だった。

言ってしまえば、

状況は動き出す。

やるべきことが見え、

気持ちも整理されていった。

辞めると決めた後の自分の変化

不思議なことに、

辞めると決めてからの方が、

仕事に向き合えていた。

残りの勤務日数を意識しながら、

今自分にできることをひとつひとつ丁寧にやろうと思えた。

最後まで誠実でいたいと思った理由

投げ出すように辞めたくはなかった。

これまでの関ってきた人たちに対して、

自分なりの区切りをつけたかった。

それは、

看護師としてプライドというより

自分が納得するためだった。

同じように悩んでいる人へ

もし今、

「辞めたいけど言えない」

「タイミングがわからない」

そう感じているなら。

言うまでは、確かに不安。

でも、言ったあとに残るのは、

想像じていたほどの後悔ではなく、

静かな安心感かもしれない。

はる
はる

同じように悩んでいる方へ、40代で働き方を見直した体験をまとめた記事もあります。

40代看護師の働き方まとめ/無理をしない選択肢と私がたどりついた形

まとめ

仕事を辞めると決めた日の1日は、

不安と迷いでいっぱいだった。

それでも、

家族と話し合い、自分で決めた選択だったから、

最後ははっきりと伝えることができた。

言うまでが一番つらい。

言ってしまえば、あとは前に進むだけ。

この経験が、同じように悩んでいる誰かの

背中をそっと押せたら嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました