40代になると、看護師としてのキャリアもベテランの域に入り、
「このままフルタイムで働き続けていいの?」
「もう少し自分のペースで働きたい」
と思うこと、ありますよね。
私自身、長年フルタイム勤務をしてきて、パート勤務も5年間経験しました。
どちらも経験したからこそ見えた40代の現実があります。
この記事では、看護師の主な働き方
「パート」「派遣」「在宅ワーク」を比較しながら、
それぞれのメリット・デメリットを経験者目線で本音レビューします。
40代看護師が働き方を見直す理由
40代になると、こんな悩みを抱く方が増えます。

・夜勤や残業が体力的にしんどくなった
・子供の進学、親の介護など家庭の変化が増えた
・職場の人間関係に疲れた
・自分の時間をもっと大切にしたい
私も同じでした。
看護師としてのやりがいは感じていたけれど、
「この働き方を10年後も続けられる?」
と不安を感じたのが、見直しのきっかけです。
パート看護師:安定×無理のない働き方
■特徴
病院やクリニックなどで週数日・短時間勤務するスタイル。
「午前だけ」「週3回」など、生活リズムに合わせて働けます。
■メリット
・家事・育児・介護と両立しやすい
・長期ブランクを防げる
・責任が比較的軽く、精神的にラク
■デメリット
・収入が減る
(ボーナスなしが多い、場所により、寸志程度もらえるところもある)
・社会保険に入れないケースがある
・昇給が少なく、時給が頭打ちになりやすい
私の場合は、5年間パート勤務を経験しました。
「仕事と家庭を両立できる」
「心に余裕ができた」
一方で、
収入の減少とやりがいの物足りなさを感じたのも事実です。
→無理せず働きたい・家庭を優先したい人におすすめ。

派遣看護師:高時給×自由度の高い働き方
■特徴
派遣会社に登録し、契約ごとに病院や施設で働くスタイル。
短期(1~3ヶ月)から長期まで、自分で期間選べます。
■メリット
・高時給(1.800~2.500円ほど)で効率よく稼げる
・職場や勤務地を自由に選べる
・人間関係に深く入りすぎずストレス少なめ
■デメリット
・契約が終了すると収入が途切れる可能性あり
・福利厚生や賞与がない
・職場ごとに環境の差が大きい
派遣は、「フルタイムの責任は重いけど、収入は下げたくない」
という人に人気。
40代の看護師の中でも、短時間でサクッと稼ぐ働き方
として定着しています。
→自由と収入を両立したいタイプにぴったり。
在宅ワーク看護師:新しいキャリアの選択肢
■特徴
近年増えているのが、看護師の資格を活かした在宅ワーク。
企業の健康相談・コールセンター・医療ライターなど、
病院勤務とは違う形で看護スキルを活かせます。
■メリット
・通勤ストレスゼロ!
・家族や介護と両立しやすい
・医療ライターなど副業としても可能
■デメリット
・求人が少なく競争率が高い
・パソコンスキルが必要
・孤独を感じることもある
在宅ワークは、現場から離れたいけど看護スキルは活かしたい
という人におすすめ。
特に40代からの新しいキャリアづくりに向いています。

体験談:フルタイムとパートを比べて感じたリアル
私は看護師として長年フルタイム勤務してきました。
夜勤・残業・休日出勤……生活のほとんどが仕事中心。
でも、40代に入ってからは、
「この働き方は、自分の人生に合ってないのかも」
と感じるようになりました。
そこで思い切ってパートに切り替え。
収入は減ったけれど、
体調が安定し、家族との時間が増えたのを実感しました。
今は働くために生きるのではなく、
生きるために働くというバランスを意識しています。
働き方別まとめ比較表
| 働き方 | メリット | デメリット | 向いている人 |
| パート | 時間の融通が利く 家庭との両立 | 収入少なめ | 無理せず長く働きたい人 |
| 派遣 | 高時給/自由度も高い | 契約の不安定さ | 短時間で稼ぎたい人 |
| 在宅ワーク | 通勤なし 副業も可能 | 求人が少ない | 自宅で働きたい人 |
40代看護師が働き方を選ぶときのポイント3つ
1.今の生活リズムに合うか?
2.将来的に続けられるか?
3.優先したいのは収入か時間か?

・安定重視→パート
・自由&収入重視→派遣
・家で働きたい→在宅ワーク
→今の自分を大切にした選択が、40代からのライフワークを作るカギになります。
まとめ:40代看護師は”柔軟に働く力”が一番の武器
40代は、仕事を家事も大事にしたい年代。
「どんな働き方が自分に合うか?」を考えることが、人生を豊かにします。
看護師の資格は、どんな形でも生かせる一生の武器。
フルタイムだけが正解ではありません。
無理せず、でも前向きに。
自分のペースで働ける道を選びましょう。




コメント