40代になって、ふと立ち止まることが増えた。
忙しい日常の中で突然、「人生って、もう半分以上がすぎたのかもしれない」と思う瞬間がある。
若い頃は、こんなことを考えなかった。
看護師になり、仕事を覚えることに必死で、夜勤も残業も当たり前。
結婚し、出産し、育児と仕事に追われ、目の前の役割をこなすことで精一杯だった。
自分の人生について深く考える余裕なんてなかった。
40代になって強くなった「時間は有限」という感覚
40代に入ってから、時間の流れが一気に早くなったように感じる。
一年があっという間に過ぎ、「また今年も同じ一年だった」と思うことが増えた。
看護師として働いていると、日常的に生と死に向き合う。
高齢の患者さんだけでなく、若い人、そして自分と同年代の人が亡くなる場面にも立ち会ってきた。
若い命を見送ったとき、胸の奥が締めつけられるような感覚になる。
「この人には、これからやりたいことがたくさんあったはずなのに」
そう思わずにはいられなかった。
同年代のと訃報を聞いたときには、他人事ではなかった。
「次は自分かもしれない」
そんな考えが頭をよぎり、人生が急に現実味を帯びてきた。
「いつかやろう」は、来ないかもしれない
これまでの人生を振り返ると、やりたいことはいつも後回しだった。
・今は仕事が忙しいから
・子どもがもう少し大きくなったら
・落ち着いたら考えよう
そうやって先延ばしにしてきたことが、どれだけあっただろう。
でも、看護師として働く中で、
「そのいつかが来ない人」をたくさん見てきた。
だからこそ思う。
やりたいことは、思ったときにやらなければ、一生できないかもしれない。

40代になると、仕事に対して「このままでいいのかな」と感じる瞬間が増えた。
私自身、何度も40代看護師が辞めたいと思った瞬間について考えてきた。
気になる方はこちらの記事も参考にしてください。
仕事を辞める前、不安でいっぱいだった
仕事を辞める決断は、簡単ではなかった。
私は20年以上、看護師として働いてきた。
他の仕事の経験はほとんどなく、スキルがあるとも思えなかった。
・看護師しかしてこなかった
・今さら他の仕事ができるだろうか
・収入が減る不安
・家族に迷惑をかけないかという恐怖
辞めたい気持ちよりも、辞めることへの不安のほうが大きかった。

ストレスでおかしくなるより、立ち止まる選択
それでも、心と体は正直だった。
朝、仕事に行こうとすると動悸がする。
理由もなくイライラする。
夜、疲れているはずなのに眠れない。
「このまま続けたら、いつか壊れる」
そう感じるようになった。
看護師として、心や体を壊してしまった人をたくさん見てきた。
だからこそ、
ストレスでおかしくなるより、仕事を辞めるほうがよっぽどいい
そう思えるようになった
辞めることは逃げではない。
自分を守るための、必要な選択だった。

辞めて気づいたこと
仕事を辞めたからといって、不安がゼロになったわけではない。
それでも、心と体は少しづつ楽になっていった。
自分の気持ちを感じる余裕ができ、
「本当はとうしたいのか」を考えられるようになった。
看護師という仕事を否定したいわけではない。
ただ、今の自分に合わない働き方を続ける必要はないと気づいただけだ。
40代は、人生を選び直せる年代
40代は、若くない。
でも、終わりでもない。
これまでの経験があるからこそ、
無理をし続けた先に何が待っているのかもわかる。
・働き方を変える
・環境を変える
・立ち止まる
どれを選んでもいい。
40代は、我慢を続ける年代ではなく、
人生を選び直せる年代なのだと思う。

人生は、思っている以上にあっという間
人生は一度きりで、思っている以上に短い。
だからこそ、悔いの残る生き方はしたくない。
不安があってもいい。
迷ってもいい。
でも、自分の気持ちを無視し続ける人生だけは選びたくない。
この文章が、今まさに悩んでいる誰かの立ち止まるきっかけになれば嬉しい。

ここまで読んで、「辞めたい」「変えたい」と感じた方は、
40代看護師が辞めたいと感じる時に読むまとめ記事も参考にしてください。
まとめ
40代は、人生の折り返し地点。
これまでの振り返り、これからを選び直す大切な時期。
仕事を辞めることは、失敗でも逃げでもない。
自分の人生を、自分の手に取り戻す選択だと思う。
人生はあっという間に過ぎていく。
だからこそ、自分が納得できる生き方を選びたい。



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