辞めたいのに決断出来なかった日々
「辞めたい」
そう思いながらも、なかなか決断できませんでした。
看護師として20年働いてきた私にとって、
仕事を辞める選択肢は想像以上に重いものでした。
本当に辞めていいの?
生活は大丈夫?
後悔しない?
何度も何度も自分に問いかけながら、答えが出せずにいました。
体力的にこのまま看護師を続けられるのかという不安

年齢を重ねるにつれて、体力の低下を強く感じるようになりました。
夜勤明けの疲労はなかなか抜けず、
慢性的な腰痛もあり、正直つらい日も多かったです。
「あと10年、この働き方を続けられるのだろうか?」
そう考えたとき、
自信を持って「大丈夫」とは言えませんでした。
若い頃は気力で乗り越えられていたことが、
今は身体がついていかない。
この現実が、ずっと心に引っかかっていました。
看護師の給料があるから生活は安定していた現実
一方で、看護師の給料はやはり大きな安心材料でした。

毎月安定した収入がある。
子どもの生活にも困らない。
将来のことを考えても大きな不安はない。
だからこそ、辞めることが怖かったのです。
「この安定を手放して大丈夫なの?」
生活の安定と、自分の心身の限界。
どちらを優先すべきなのか、本当に悩みました。
辞めたら周りに何か言われるのではないかという怖さ
もう一つ大きかったのが、周りの目でした。
長く看護師を続けてきたからこそ、
辞めるといった時にどう思われるかが気になりました。
もったいないと思われるんじゃないか。
続けられなかった人と思われるんじゃないか。
そんなことまで考えてしまい、
自分の本音を押し込めようとしていました。
でも本当は、
周りではなく自分の人生をどうしたいかが大事だったんですよね。
まだやりたいことが見つかっていない迷い
辞めたい気持ちはあるのに、
次に何がしたいかがはっきりしていませんでした。

やりたい仕事が決まっているわけでもない。
新しいことに挑戦する自信があるわけでもない。
看護師しかしてこなかった私に、
他の仕事ができるだろうか。
そう思うと、一歩を踏み出すのが怖かったのです。
子どもの成長とともに増えていくお金の不安
子どもが成長するにつれて、
教育費や生活費もどんどん増えていきます。

今はなんとかやっていけても、これから先もっとお金がかかる。
「辞めたあと、やっていけるの?」
この不安も常に頭にありました。
母親としての責任もあるからこそ、
簡単に決断できませんでした。
それでも私が考え続けた「このままでいいのか?」
いろいろな不安を抱えながらも、
一つだけ、ずっと心に残っていた問いがあります。
「このまま定年まで働き続けて、本当に後悔しない?」
体のつらさを我慢しながら働き続ける未来。
笑顔が減っていく自分の姿。
それを想像したとき、
「このままでいいのかな」と何度も自分に問いかけました。
最後に私が出した答え/辞める決断をした理由

たくさん悩んで、考えて、
最終的に私は「辞める」という決断をしました。
それは勢いではなく、
不安と向き合った上で出した答えです。
体力的な限界を感じていたこと。
このまま働き続ける未来に希望が持てなかったこと。
いろんな理由が重なって、
辞めるという選択肢が私にとって一番納得できる答えでした。
辞めることは逃げではありませんでした。
むしろ、自分の人生を考えて出した前向きな決断でした。
同じように迷っている40代看護師さんへ
辞めるか続けるかで悩むのは、
それだけ真剣に仕事と向き合ってきた証拠だと思います。
生活のこと、家族のこと、将来のこと。
いろいろ考えるからこそ、簡単にはきめられませんよね。
でも一つだけ伝えたいのは、
迷っている気持ちそのものが大切だということです。
私はたくさん悩んだ末に、
辞めるという道を選びました。
この決断が正解かどうかは、
これからの自分の生き方で作っていくものだと思っています。
同じように悩んでいるあなたの心が、少しでも軽くなりますように。




コメント